サロン&スタイリストレポート

  • #05 吉井 亨様[nvy 代表]

    職業柄、絶対に手は荒れる。大事なのは、手が荒れたときに一人ひとりの症状にどう向き合い、いかに柔軟に対応できるか。

    スタッフの手が荒れた時に、その原因がシャンプーのしすぎによるものなのか、ストレス性のものなのか、コミュニケーションを取りつつ判断し、柔軟に対処できるようにしている。
    美容師である以上、手荒れは絶対に起こると思っておいた方がいい。大事なのは、その手荒れを離職に結び付けないこと。そのためには、シャンプーを他の人に変わってもらってもいいし、3年のカリキュラムを4年に延ばしてもいい。そういった引き出しを持っておくことが、今後のオーナーや店長には求められてくる。

  • #04 岸内 寿夫様 [luve heart’s And Be + Eclat Director/Spanist & gram Owner]

    手荒れ対策は、ストレスと疲れをコントロールできる環境づくりから。

    シャンプーやヘッドスパを続けつつも、いかに手荒れを治していくか。20年以上のキャリアを持つスパニストの答えは、手袋を着けながらの施術で悪化を防ぐ「対症療法」と、疲れやストレスを減らすために睡眠時間を死守する「根治療法」の両輪で、組織ぐるみで手荒れに立ち向かうこと。
    一番重視すべきは、「お客様にどれだけ還元できるか」。手袋有りのシャンプーレッスンも、8時間労働を守るためのカリキュラム作りも、全てはお客様の満足のために編み出したもの。「お客様のための手荒れ対策」が業界に浸透すればと思っている。

  • #03 篠原 聡様 [MUEbelle(恵比寿) 代表&TOP STYLIST]

    「お客様に誠実であること」が結果的に手荒れ対策になると思う

    手荒れを防ぐための対策は、特には行っていない。ただ、コスト削減のためだけの業務用シャンプーをやめ、お客様一人ひとりに合ったシャンプーやスタイリング剤を使うことにはこだわっている。
    安価で画一的な商材を使わず、コストを上げてでも良いものを使うことが、回りまわって手荒れの軽減に繋がるし、そうやって美容業界の価値を上げていくことが、ひいてはお客様の満足度向上にも結びついていく。「お客様に誠実であること」に勝る手荒れ対策は無いように思う。

  • #02 山崎 大介様 [ESPER(南青山) 店長&TOP STYLIST]

    サロンとして最も大事なのは「お客様が何を求めているか」

    「手荒れしないこと」を重視するから、手荒れが原因で辞めるスタッフが出てくる。それよりも大事なのは「お客様が何を求めているか」ということ。お客様の要望を満たせるのであれば、例えば手袋をしたままシャンプーしてもいいはず。
    手荒れしやすい子の中には、接客が得意な子も、メニュー企画が上手い子もいる。それぞれが自分の強みを活かせる仕事をすることで、ピラミッド型でない、円のようなチーム作りを進めている。それが、ESPERとしての手荒れに対する取り組みにもなっている。

  • #01 小林 尚希様 [AW(代官山) 代表取締役]

    手荒れする前から対策をするのが大事。

    手荒れを防ぐ方法や対策を日々のワークに組み込み、実践しているサロンは増えているが、まだまだ少数派。仕事を辞めざるをえないほど手荒れが進んでしまってからでは、手遅れになってしまう。入社した時から手荒れに備え、こまめにクリームを塗るなどのケアを習慣にしよう。手荒れが起こる前に、対策をするのが大切。そうすることで、手荒れを完全に防ぐことができなくても、程度をおさえたり、荒れるスピードを落とすことはできる。