やりたい仕事でも、
手荒れのせいで続けられない
人間関係などの悩みがなくても、
手荒れで悩まされている人は多くいます。
やっと就けた理想の仕事なのに、
手荒れの原因を見つけられない、
何をしていいかわからない、
手荒れが改善されないがために
離職するしかなくなることもあります。
同様の悩みを抱える業界は美容師以外にも、
キッチンスタッフや介護など、多岐にわたります。
手荒れと離職原因
理美容師にとって職業病とも言える「手荒れ・肌荒れ」。
特に肌の弱い女性にとっては死活問題で、手の平から肘あたりまで荒れることもあります。
またアレルギー体質ともなれば全身に発疹が出るなど、医師からも「辞めるまでは治らない」と告げられて泣く泣く辞めるケースも。
出典:「美容室のあれこれ」
【業界は改善する気はあるのか?】美容師の離職理由TOP5
http://beauty-salon.xyz/uragawa/post_188/
深刻化する離職率
美容サロンの店舗数は、過去5年間で
毎年約3,000店舗ずつ増えており、
2016年は246,000店舗を見込んでいます。
これは過去最高の数で、
コンビニストア14チェーンの
総店舗数(56,700店舗)の
約4倍にも上ります。
美容サロン数に比例して、
美容師数も2016年には
過去最高数を記録しました。
そのうち、新規に免許取得した人は
19,005人にも上り、
前年比+9,061人となります。
しかし
2016年には約10万人もの人が
美容師を辞めています。
また新規免許取得数も、
2005年度の29,452人をピークに
年毎の増減はあるものの、減り続けています。
美容師の離職率は3年以内で72%と言われ、
美容師は増加しているとする
厚生労働省のデータでも、
増えた人数よりも辞めた人数が
多い結果となりました。
出典:
最新データから読み解く!
美容室・ヘアサロンの現状と傾向
https://relax-job.com/more/38389
このままでは、美容師の高年齢化に伴って
人材が先細りするのは目に見えています。
個人の能力不足ならまだしも、
外的要因である「手荒れ」は
業界全体の取り組みによって
改善できるはず。
すべての手を手荒れから守る
プロジェクト・SAVE the HANDS
当プロジェクトは、企画のチカラで
手荒れに悩む業界を好循環化できないか?と考え、
働く人の手荒れ対策プロジェクトが立ち上がりました。
理美容業界の手荒れ減少~問題解決に
繋げていきたいと考えます。
プロジェクト内容
美容師や関係各所の声を集める
「手荒れ」を知るにはまず、美容師の現状を知ることが欠かせません。
美容師やサロンオーナーによるライブ動画配信を行いながら、
そこを軸にSNSなどで意見・情報を集めて、
「手荒れ」にどう向き合っていくかをみんなで考えていきます。
サロン関係者のみならず、医療従事者や美容用品ディーラーなどからも
広く意見を募り、多角的・実践的な対策を練り上げます。
「手荒れ対策マニュアル」の作成
業界団体から各サロンに配られるような、
いままでのトップダウン型マニュアルではなく、
現場の声と各分野の専門知識を盛り込んだ
手荒れ対策マニュアルを作成します。
SAVE the HANDS の目指すゴール
美容業界の将来を担う世代が
手荒れを理由に
夢を諦めることのない
世界をつくる
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STHの活動が届きます。
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